心のために
大地の恵みを飲み込んでいる
噛み砕き、
味覚を満たし、
喉にゴクンと命を飲み込む
生きてる命を飲み込んでいる
噛み砕き、
味覚を満たし、
喉にゴクンと日々を飲み込む
命が命を食う現実に
僕らは生かされている
食うからこそ、
今がある
それは菜食だろうと肉食だろうと変わらない
変わらない
心は、
どこへ行くのだろう
心を...
どこへやったのか...
この暑さの中、
たまらない暑さの中...
心は、
どこに枯れてしまったのだろう
たしかに今は生きられる
なんてことはない、
楽しみ尽くそうが
苦悩し涙しようが
結局僕らは痩せ細ることなく...
精神を病むことなく、
生きられる
心は、
ただの幻想だったのか...........
一歩歩きその先に棘を踏む
一歩歩きその先に未来を見る
ならば今生きている
ならば今生きている
ならばこそ
心に耐えよう
誰のためでもない
心のために