暴風継続中!!
ずっと空が、唸ってる。
北からの風、南からの風。
どっちも譲るまいと空で荒れている。
時折それが突風となり、
目を削ぎ足を削ぎ、体をふらつかせる。
風は徐々に冷たさが勝っていく。
三寒四温とはよく言ったもの。
どうやら再び寒さがやってきそうです。
うぅ~、寒い。
森の擦れる音は怖さのレベルにまで達している。
どうやら今夜には、再び-4度まで下がるようです。
命はまたしても、体を丸めなきゃならない。
鳥達は......地べたから枝へ、
そして幹にすがり、
幹は頭上で枝を犠牲にして音を消す。
週間予報を見てみると...
来週には19度、21度が並んでる。
自然にすらこれほど弄ばれる命なのに。
ただ生きてくだけで真剣そのものなのに...
尚も命は茶化されていく。
明日迎えるリブにとっても............。
ゴールデンは暑さに弱いと聞く。
それを人の都合で、涼しい北海道から東京へ。
しかも数日後には21度の予報になっている。
もちろん、生きるさ。
人よりもよっぽど自然に近い彼らなんだから。
でも、生きてればそれでいいのか。
そんははずはない。
僕らはこれほど貪っているのだから。
見えずに削れてく1日1日を...
1秒1秒を...
想像し、改善していかなきゃいけない気がする。
喜びを想像し、
喜びを与え、
共に目線を合わせ、
そうして微笑を貰ってく。
常に過剰なほど想像し、
絶え間なく対等であろうと努力する。
至らぬ後悔の無い日々は、僕には嘘にしか見えない。
風が、
唸りを上げている。
愛おしくて身が縮む
とても、とても触れられぬほど
みぞおちが深く宇宙に抜けていき
得がたい微笑みは僕を透かしてく
いくつ年を重ねてきたのか
いくつ年を重ね行くのか
孤独の鳴きは喧騒に響き
孤高の叫びは月を独唱する
僕は重い体を引きずり歩き
滲んだ血潮は砂塵に舞ってゆく
春の風が労わり抜け
春の労わりが体を震わす
僕の歩いた道筋など
僕の歩んだ命など
今を生きるのならくれてやる
いくつ年を重ねてきたのか
この先いくつ重ね行くのか
愛おしくて身が縮む
とても、とても触れられぬほど
温かみが目頭まで上りつめ
得がたい微笑みが僕を貫く
空を抱き
命を抱き
そして僕は君を抱きしめる
今生きる、君を
今日の散歩
今さっき、やっと落ちつきました。
これからご飯を食べようと思うので......。
今日の散歩は写真日記にします!!
朝のうちから寒かった。
冬へ逆戻り。
おまけに風までまた吹き始めてくるし!!
おっとっと........!!
写真日記と書いておきながら。
ナインリーダーとテトの次は...
バローとリンクです。
続いてはカイとノエル。
そして途中から、デナリと姫も参加です!
写真ばっかり並べて......すみません。
そしてバルト。
その後ルナ、なのですが......
写真は混ぜて載せます!
気温が下がり目だったので......
バルトもルナの、戴いたセーターを着ての散歩でした!!
これが今日の、散歩。
さぁ~て、これからリブのお迎えです!!
羽田は雨だった...
やっと、
ほんとに、やっと落ち着けました。
日を跨いでしまったけれど、まぁいつもこんな調子だったかな。
無い事尽くめなものだから、悪戦苦闘の一日でした。
焦り、怒り、汗かき、冷や汗もかき......。
今は心地良い脱力感に包まれています。
心配してくださった皆さん、どうもありがとうございました。
心を砕いてくれる想いがあったから、迎えられたリブです。
本当に、ありがとうございました。
リブは今、狭いながらも自分の場所で、スヤスヤ眠ってます。
昨日の暴風雪で多くの被害を出した北海道。
以前北海道を放浪していた時、ものすごい暴風に遭い、
目の前で木が数本倒れた時の事を思い出しました。
今日は無事飛行機は飛ぶのか?
それだけが心配でしたが、
無事手続きが完了したと代表の方から電話をもらい、
飛行機の方も予定よりも数分早く飛び立ったことを知り、
あとは貨物室での旅の安全を願うばかりでした。
リブがやって来た頃は、もうすっかり当たりも暗くなり...
その暗さの中で、元気にフレンドリーさを溢れさすリブを見て、一安心。
係の方数名に手伝ってもらい車の中へ。
はじめまして、リブ。
怖い思いをさせちゃったね。
でももう、これっきりだよ。
帰ろう、我が家へ。
元気にバリケンをガリガリやっております!
不安だよねぇ。
なんでこの歳になって、捨てられなきゃならないんだろうね。
その年月の思いは、誰が背負ってくれるんだろう。
僕には想像することしかできない。
君が生きてきた13年を。
ずっと外で生きてきた、生かされてきた13年を。
僕は想像するけれど、背負うことはできない。
でも、今ここからの年月は、共に歩もう。
しょうもない人間の一員だけど、どうか、ここからは背負わせてください。
大きくて、
手足も道産子のように太く大きくて、
顔だってものすごく大きい。
吠えるし、
引っ張るし、
だだもこねるし、
好き勝手歩くけど、
時々僕を見上げる君。
それだけでも、
もう充分満足だよ。
至らない事ばかりだろうけど、
まぁどうにかこうにか、やっていこう。
みんなの夜の散歩の後、リブと1時間以上歩きました。
ブラシをし、体に触れ、白く濁ったリブの目を見つめました。
笑い合い、引っ張り合い、座り込み。
もう誰も、命を捨ててくれるな。
心を弄ぶなよ。
リブは睾丸が腫れているという報告は受けていた。
それが少し大きくなったようだという報告も、受けていた。
やっぱり、腫れているように思う。
それはルナの乳腺腫の腫れが大きくなっていっていることと、同じ。
何でもかんでも森頼みはいけないけれど、
頼まずにはいられない。
望まずにはいられない。
遠く北海道の涼しい場所から、
勝手に移された涼しくはない東京。
森の助けを、借りたい。
優しくて... (前編)
なんだか優しくって、
ありったけ、もう、
辺りが、
周りが、
全てが優しくって、
自分だけが置いてきぼり、
それを追うように、
それを一つ一つ感じれるように、
僕はリードに引かれてく
僕は、リードに連れられる
掴もうとしてもつかめない優しさ
もどかしくて、居た堪れなくって
嗚咽に似た歓喜が喉を鳴らす
芽吹く芽が、
漂う落ち葉が、
羽を休める鳥達が、
たまらなく優しくって
僕はどんどん嘘になっていく
なんだか優しくって、
ありったけ、もう、
辺りが、
周りが、
とにかく全てが優しく
自分だけが置いてきぼり、
今日は冬に逆戻り?と思うほど冷えてる。
この初っ端にリブの散歩ができると、
リブには快適なんだろうなぁ。
寒いのに。
今日はナインがいつもより弾んでる!
何が嬉しいの?
テトは............いつも通り、寡黙に、そして強気に!!
続きましては、バロー&リンク。
まだまだ森は寒いです。
寒い日は、あまり散歩する人もいないから、
それはそれで良いんですけどねぇ。
はい、そろそろ帰りましょ。
何しろ寒いから!
続いては......ノエルと、
お、今日も元気に走ってるねぇ~。
そして、カイです!!
緑道抜けて、今ちょうど小さな森の途中です。
遅れてデナリと姫もやって参りました!
早速カイは、嬉しい気持ちを地面に表してます。
スリスリ......。
今度はノエルかな!!
今日は写真が多いので、
この辺で取りあえず後編へ。
優しくて... (後編) に続く。