いつまで......
ピーゾについて、いつまで記事が書けるだろう。
すっかり巣立ったピーゾに、
いつまでも未練たらしく呼びかけるのも悪い気がする。
家族と共に餌場にやって来るピーゾは、野生のピーゾ。
一人でやって来る事はかなり少なくなった。
それでもまだ呼びかけると反応を示すし、飛び去るにも二段回で
まず近くに止まり、こちらを振り向いて飛び去っていく。
思い出を顧みてるのかもしれない。
今日はピーゾの木、そしてその隣の木に
20羽ほどのスズメたちがとまり、戯れていた。
餌場の餌は二袋目を今日の朝開封した。
台風を乗り切ったピーゾたちにとっては、美味しいご飯だったろう。
ひっきりなしに車が行き交い、人々が闊歩する街中で
良くもまぁ生きているものだ。
逞しい姿。
でもその逞しさは、人がかせた要らぬ環境。
申し訳ない気持ちでいっぱいになる。
青い空の下 (前編)
今日は片手の自由が利かない為、写真が飛び飛びです。
よく晴れた青い空。
こぼれ放題の光。
気持ちの良い朝です!
今日の散歩もナインはパス。
まさか手を気遣っての事ではないと思いますが......。
バロー & リンクでの散歩です。
早々に織姫ちゃんに挨拶。
うぉぉ~リンクが割って入った!
バロー危うし。
でもご安心を。
リンクの狙いはあくまで食べる物............でした。
森の中も光で溢れてます。
あちこちに折れた枝が散乱しているけど、
それらを包む光線は柔らかく、全てを浄化しているように見える。
木々の間から覗く青空は、誰にでも平等に語りかける。
溢れる陽光は体を温め、命の再生を促してくれる。
今日は無風。
だからありったけの恩恵だけを一身に受ける。
顔を照らす太陽は、徐々につま先までぬくさを浸透させる。
風があったなら、そんな甘えは許さない。
ぬくさは胸でとまり、吹き抜ける風は心に問いかける。
疚しくはないのか。
痛くはないのか。
ぬくさは胸でとまり、寂しさが溢れてくる。
やがてそれらは混ざり合い、大きく深呼吸をする。
そして僕は踵を返す。
でも今日は無風。
いや、今は無風だ。
だから少しだけ、今だけは
ぬくさを全身で味わいたい。
青い空の下。
平等の光が届かない場所もある。
ガタンゴトンと通り過ぎる電車に、かつての青空を見ているのだろうか。
光の届かないコンクリートの空。
それよりもずっとずっと前に見た、青い空を。
「青い空の下 (後編)」へ続く。
青い空の下 (後編)
あるがままに (前編)
今日の空も昨日を引き継いでいる。
カラッと晴れた空、低い湿度。
叫びたくなるほどの陽気だ。
ピーゾたち家族も早朝から餌場で朝食を済ませたし
マシューはベッドで仰向けになって寝ている。
ワンコたちもしっかり今日を生きているし
時折吹く風は、感じないほどの微風だ。
ブルーベリーの紫色が、指先に着く喜びはもう無いかもしれないけれど
それぞれのあるがままの姿の前では、ただの感傷ごと。
今日の散歩はナインも行く気満々。
早くから玄関前に座っての催促。
だから今日はまずナインだけの単独散歩へ。
ナインはやっぱり緑道へ。
亡きチェナ、マル、ソラと語らっているのかな。
でもその舌なめずりは?
チェナから何か貰ったのかな。
ナインはやっぱり単独が良いのかなぁ。
これからはまず単独で誘ってみることにします。
ピーゾたちの木の下も通り、足取りも軽やか。
この陽気だもんね~。
充分満足したナインと一旦帰り、折り返して若い衆の散歩に出ました。
さてさて、大きな男たちです。
この二人は森散歩。
まずは織姫ちゃんの所を目指します。
今日は門が少ししか開いてませんでした。
犬小屋の中には山ほどのドッグフード。
織姫ちゃんは留守番なのかな。
織姫ちゃんの餌を狙うリンクに、織姫ちゃんの阻止行動も徹底してました。
お陰ですっかりバローは無視状態。
可哀想に。
森へ到着。
昨日よりも多くの陽射しが差し込んでいる。
あちこちで、色んな命に繋がったのかな。
でも今日の陽射しは、より多くの命に届いた気がする。
あるがままに陽光を浴び
あるがままに欠伸をし
あるがままに眠りにつく
だから自分を律し
だから敵を許し
だから育む
そしてあるがままにたどり着く
「あるがままに (後編)」へ続く。
あるがままに (後編)
「あるがままに (前編)」からの続きです。
バローの上半身がまた逞しくなったのかもしれない。
車椅子のサイズが微妙に合わなくなっている気がする。
細かくサイズは調整しているのだが.........................。
あちこちに散乱している折れた枝は、かなり厄介。
すぐ車椅子に巻き込むので油断できないのです。
橋を渡ってUターンです。
ドングリの絨毯がどこまでも広がってる。
避けて歩く事は不可能。
でも踏んで割れた実は小鳥たちが食べてくれるのかな。
車椅子の微調整をするのだが、なかなか上手くいかない。
バローもため息。
森を出たところで再調整。
うん、まぁこれでなんとか。
待ちくたびれたリンクは日向ぼっこ。
待たせてごめんよぉー!
おぉ~いリンク!
もうすぐ家だってのに、何?
すぐ目の前の木に蝉がとまっているのでした。
リンクは蝉が大好きなんですよねぇ。
8/16の記事にもリンクの蝉好きの模様を書いてます。
ファーブル・リンク
ほんっと、好きなんですよね。
10分ほどは眺めていました。
バローも釣られて見上げてるけど、
もういい加減にして状態です。
見上げた空は、カラッとして気持ちが良い。
あるがままに空を見上げ
あるがままに思いを馳せ
あるがままに足を踏み出す
だから悩み
だからため息し
だから挫折する
そしてあるがままにたどり着き
あるがままを受け入れる
おつかれさま。
今日もピーゾは早朝と、そして日没前にやってきました。
すっかり家族の一員になったピーゾ。
ズズメの世界のいろはも習得したようです。
カメラを向ける息遣いで家族達は飛び去ってしまいましたが、
ピーゾだけは残って食べてます。
昨日から夜中の気温が20度近くまで落ちているので
ピーゾたちには寒く耐える夜になってしまってますね。
まだ日の入り前だけど、もうすでに寒そうにしてる。
そしてピーゾが木の中へ帰ったすぐ後、日は沈み始めました。
帰りそびれた鳥はいないかと、あたりを見回しましたが、大丈夫。
そんな間抜けな鳥は、いないよねー。
ピーゾたちは明日の日の出を、体を寄せ合って耐え待つのでしょう。
ならばせめて、静かにしてあげたいものですが..............
どこもかしこも煌々と、そして喧騒としています。
嵐の前の静けさ♪
今日も朝から晴れ。
でも昨日までほど心地良くはないかな。
少しだけ日差しが強いです。
今日は前後編ではなく、記事を一つに纏めました。
部屋の物を処分して、一部屋空けないといけないので時間に追われています。
お許しを~。
今日の散歩はナインが不参加を表明したので
バローとリンクのみ。
織姫ちゃんの元へ向かいます。
眠っていた織姫ちゃんを起してご挨拶。
どうやら昨日からずっと留守にしているようだ。
だから昨日は山盛りの餌が盛られていたんだ。
もう餌も水も何も入ってない。
少しばかり持参した餌をあげ、水を並々と注いでおいた。
後ろ髪を引かれながら森ヘ向かいました。
早く帰ってきてくれると良いんだけど。
森の中へ入っても若干日差しが強いですねー。
でも人はそれほど多くないので、不自由な手でもリードは捌けます。
バローがやって来たのが4月。
そこから目まぐるしく変化した。
それぞれの始まり[過去記事の目次]
ナインも、マシューも、来たばかりのバローだって
まさかこうなるとは思ってなかったはず。
それが明日には、新たに2頭のワンコたちが加わることになった。
もうどうなるかの未来図は見えない。
でもそれで良いとも思う。
あるがままに、あるがままを受け入れたのだから。
未来のあるがままではなく、今ある、あるがままを。
そんな毎日の姿を、あるがままに受け入れていければ
どうにかこうにか、やっていけるんじゃないかと思ってます。
なっ、リンク。
それでは、また。