ニケ、森へ




ニケ、

森へ


長かった

ものすごく、


長かったです。


20150920 ニケ、森へ (1)


三つの命 2014/8/22



アイガーはすでにいないけれど.........

ああ、ナインも
リブも文太も...............








なにやってんだ俺は


って


いつも思います。









ありがとう 2014/8/29









っと、

人側の事は今はどうでもいいこと

今日は、

今朝は喜ぶべき日なのだから。



20150920 ニケ、森へ (2)


20150920 ニケ、森へ (3)


迎えてから一年を越えました。

一度、
無理やり表へ出し、

数回、
本人との相談でベランダや玄関先での日光浴はしましたが、

あとはずっと引き籠りでした。


20150920 ニケ、森へ (4)


強引にはやらない、

そう決めたものの.......................

ごねんね、ニケ

こんなに長い時間を費やしてしまった。


20150920 ニケ、森へ (5)


犬時間にしてみたら...それはずっとずっと長い時間。

ごめんね、ニケ。


20150920 ニケ、森へ (6)


20150920 ニケ、森へ (7)


ムツゴロウさんであったなら

ナウシカであったなら

もうとっくの昔に当たり前を得られていた筈。


20150920 ニケ、森へ (8)


20150920 ニケ、森へ (9)


20150920 ニケ、森へ (10)


ごめんね、

ニケ。


20150920 ニケ、森へ (11)


20150920 ニケ、森へ (12)


まだ、

いつ振り解いて逃げ出してしまわないかと一切気が抜けませんが、

また明日も、

今日のように出る気になってくれるかどうかはわかりませんが、


20150920 ニケ、森へ (13)


今日、

外に出ました。

森へ行きました。


20150920 ニケ、森へ (14)


20150920 ニケ、森へ (15)


たっぷりと時間をかけて、

他のみんなは待たせてしまうことになってしまったけれど、
たっぷりと時間をかけて、

森を目指しました。


20150920 ニケ、森へ (16)


20150920 ニケ、森へ (17)


20150920 ニケ、森へ (18)


優しいアンバーを共に、

やっとのことで、

森へ来ました。


20150920 ニケ、森へ (19)


20150920 ニケ、森へ (20)


アンバーが上手く先を歩いては戻り、
戻っては歩きをしてくれたお蔭で、
ニケは数歩ずつ、
森へ歩めました。


20150920 ニケ、森へ (21)


先に逝ったアイガーも歩いた森。


隔離組は... 2014/8/29




20150920 ニケ、森へ (22)


20150920 ニケ、森へ (23)


3分ほど歩けば辿り着く森。

そこへ一年以上かけて、

やっと辿り着けました。


20150920 ニケ、森へ (24)


20150920 ニケ、森へ (25)


20150920 ニケ、森へ (26)


ニケにはこの森が

どんな風に見えたのだろう



20150920 ニケ、森へ (27)


アンバー、

ありがとうね。

本当に

ありがとう。


20150920 ニケ、森へ (28)




それぞれの今日 2014/9/9




20150920 ニケ、森へ (29)


ニケ、


ありがとう。






























それぞれの今日




我慢に次ぐ我慢で二週間。

バリケンの中で数日、

バリケンを開き少しのスペースを加えてしばらく、

君だけを迎えてくれた家だったら、
君だけを見つめてくれる人だったら、

もっともっと君たちは快適なはずだった。

もっともっと心が触れ合っていた。

それが悲しくて、

それが申し訳なくて...

いずれにしろ、
僕ら人間は罪を背負い続けるだけなのかもしれない、

と、思う。

いつも、思う。

思い、続ける。



こんなことしかできなく。

こんなことのくり返し。



でも、

誰もいないのなら、

僕はそこにすがりつく。





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ニケは、

粘って、粘って、粘ったのですが
まだダメでした。


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そりゃそうだよね、


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まだ何も心を通わせていない。


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ごめんねー、

ニケ


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また明日、
勇気を出してみよう。




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みんなの名前②




留守番の3ワンになります。


3ワンとも、意識して沢山食べさせるようにしています。
そろそろご飯にビタミン剤なども入れてあげようと思っています。

アイガーは昨日から薬が変わり、
3種類の薬を飲み始めました。
ご飯も水も、一人では食べたり飲んだりすることができないので、
こまめに、何度かに分けてあげています。

ライもかなり痩せていて、
まだ、食べてもなかなか身になっていきませんが、
ものすごくフレンドリーでいい笑顔です。
食欲旺盛で、
いつもあげるときに指までパクパク齧られます。

ニケは、まだまだ野生全開ですが、
優しい野性です。
子供を生んだことがある、
きっとそんなところからくる優しさだと、感じます。
だから拒むことなく、
勇気をふりしぼり、
ニケの方から、
罪深き僕ら人間に接点をもってくれています。
僕らは許しを得られるかな。


今日は、
ニケの薬などをもらいに病院へ行ってきます。
お腹に虫がいるので、虫下しなんかをもらいに。



みんなパルボも大丈夫そうですし、
そろそろ森へ連れて行ってあげたいです!



アイガー 年齢不詳
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ライ 年齢不詳
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ニケ 年齢不詳
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20140904 (28)

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それでは、
また明日!!















アイガー、行こう!!





止まらないで

待った無しの命なのだから


20140903 (21)


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止めないで!


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生きているのだから。


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自己弁護する前に...

僕は僕の虐待を知らなければならない。


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まるでERのような動物病院
アイガーはそこに2時間以上かけ、
体力を消耗し、
灯火のような命を削り、
向かう。

その価値があると思うから。
そこに道筋が拓けると思うから。


20140903 (27)


そして僕は、
恐らく僕自身が心の奥底で望んでいる答えを、
待つ。

それは偶然でもなく、
かといって意図したものでもなく、
ただ愛情しか持ち合わせていない僕の思いを、
社会に後押ししてほしい。
あるいは、
技術に裏打ちされたい......
そんな思いが、
再びここへ足を向けさせたのかもしれません。


20140903 (28)


それはズルイことで、
それは弱いことで、
その価値があるとか、
そこに道筋が拓けると思うからとか、
尤もらしい言葉で飾ってみても、
心は一向に晴れないのです。

でも僕は、待つのです。
命を抱えて、待つのです。


20140903 (29)


表も中も、
犬や猫を連れた人、人、人...
僕はそれを掻き分けるように受付を済ませ踵を返す。


20140903 (30)


アイガーにハーネスをし、
抱きかかえてトントン、トントン...
鼓動に話しかけます。

アイガーと僕は、すぐに呼ばれました。
ゴッドハンドの先生が
アイガーの優先度を上げてくれたようです。


20140903 (31)


往復4時間以上、
待つこと10分足らず、
診察は5分ほどで終わりました。

5分で、と書くと語弊があるのですが、
その内容は充実し、
経験則を感じ、
またその答えは道筋を立て、
シンプルで明確で、
僕の思いを照らしてくれるものでした。


20140903 (32)


手術うんぬん以前の問題。

まずは体力をつけ、体重を戻し、健康体へ。

添え木やギブスをし、それを嫌がる犬に今度はカラーをする。
それは可哀想だ。

ゴッドハンドはアイガーを歩かせてみろと言う。
歩けないアイガーを僕は床に下ろし、アイガーは足掻く。
その行為は一見可哀想、なのだが、
僕はすごく納得した。

複雑骨折やフィラリアは確かに重要で重大で、
そこがメインのことなのだけれど、
もしも、
すぐに手術しましょう、ただしあれこれリスクはありますよ、と
お決まりのセリフを言われていたとしたら、
僕は拒否したでしょう。

それは、たしかに必要で、一刻も、と思うのですが、
安易にも思えてしまい...
痛みに堪えていることは嫌というほど踏まえても、
そのリスクは僕には大きく...
リスクの方へ傾き残念でした、ああそうですか、とは泣けないのです。

ならば、
声一つ上げずに堪えている命の、
その消えそうな灯火を、
再び煌々と燃え上がらせる方が先決じゃないのか、と。

そのせいで足の自由を失っても、車椅子がある。
でも命を失ったら...
もう嫌だよ、そういうのは。


だから僕は、
ゴッドハンドがアイガーの歩きを見たがったことに、
意味を見たんです。
僕ならそうした。
でも僕にはそれを見ても、
想像しかできないのです。
だから道筋は、靄の中でした。


20140903 (33)


道筋は見えました。

スマートじゃ、ないです。
でも病院って...
解放されに行くところじゃないですよね。
手間を擦り付けにいくところじゃないですよね。
命を預けに行くところじゃ、ないですよね。
生きてる命を確認し、
その命に対してしっかりと向き合う確認をしに行くところ、
のような、気がします。
手間を得に行くのかな。


アイガーの命が堪えますように。

アイガーの心がくじけませんように。

そして僕が、
逃げ出しませんように!


アイガー、行こう!!


















ココロ




ぼくは喜びと後悔の狭間にいる

ぼくは喜怒と哀楽を繰り返す

しがらみの安住に唾を吐き

孤独に腹が慄き泣く

言えぬことの多いこの世で

今日もカチカチ歯を鳴らす

針の穴の暗闇に

ぼくの心と器を知る

そこを抜けた広がりに

地平の永遠を感じるのに

抜けた針穴はミクロの点と化し

空の果てしなさを抱けるのに

ぼくはこの世から針穴を見つめている

喜びと後悔の狭間を彷徨いながら



20140901 (24)

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昨晩、
バリケンの中だけ、から...
ほんの少しですが...それしかスペースを与えられないのですが.........
それぞれの場所を拡げました。


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それはほんの数歩のスペースですが、
バリケンの扉を開け、
解放されたその空気感や、自由や、
お互いの結びつきを考えると...
ごめんね、と思うばかりです。


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すぐにまたその空間は閉じ込めに変わるけれど、
それまでの数日は自由を感じてもらえる。


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でもそれまでに僕らの関係は今日以上に深まり、
お互いをしがらみ合う。


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そのしがらみは君たちに我慢を強いるものではなく、
ぼくと君たちが同等になること、と思っている。


あ!



あっ........


あぁぁぁぁーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!






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ニケが......
自分の居場所から数メートル駆け上り......
いや、
スマートにピョンと飛んだ感じだ!

あり得ない場所に居る!!


20140901 (38)


あなた.......................................

やっと野生を発揮してくれたのですね!!
(部屋の汚さは、無視してください。)


声が漏れてしまうほど、
嬉しいです。


20140901 (39)


君の未知数が、どんな方向で出てくるのか、
君の感情が、どんな方向に花開くのか、
それは希望であり、
それは恐怖であり、
それは願いでした。
いや、
祈りと言うのかもしれません。


20140901 (40)


オ○ッコもウ○チも、
我慢して一切しなかったニケ。

そのニケがやっと、してくれました。
[よりにもよって...最も高台でしてくれたものですから......何もかも全滅ですか]

嬉しいです。


20140901 (41)


あ、でも、
その勢いで網戸を蹴破って落ちたら大変!!

早々、
網戸の前にサークルを設置しました。


20140901 (42)


ニケの心が見えて、嬉しいです。

毎日ありったけの心を見せてくれるライが、嬉しいです。

頬寄せ額合わせ、
アイガーの温もりを感じる事ができて、嬉しいです。


明日、
アイガーの二度目の診療です。














アイガーの、こと。





アイガー
20140830 (43)

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話が通っているはずだったのに...
一から何度も説明した。
ダメだと思い何度か帰ろうかと思ったけれど...
その都度他のワンニャンの家族に救われた。
肝心の院長不在の時に行った自分がいけないのだけれど...
手を合わせ快復を祈ってくれた老婆が、嬉しかった。


20140830 (44)


往復6時間。

昨日栃木からの長旅をさせてしまったアイガーにとって、
連日の車移動は、相当に堪えたはず。

命を削り、命を快復させに行く...
その矛盾に腹立ちながら、
がんばろう!
元気になってうちへ帰ろう!
と、
言葉を吐き続ける自分にとことん疲れた。

毎日病院へ通う人もいるという...
状況にもよると思いますが、
その自己満足に......そう思う自分に、
同時に腹が立った。


20140830 (45)


アイガー、やっと着いたよ。
ごめんな、長旅で。


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複雑骨折は、相当な痛みだそうです。



アイガーは、
弱音どころか、
声も上げずに、ずっと堪えています。

うちへ迎えるまでも、
どれほど乱暴に保健所からサークルに移したか...
長く揺れ続ける車の固い床から、
どれほどの振動が痛みを継続させたか...

それでも泣き言一つ言わず、

サークルを3階の家に入れるのに...
部屋の床に下ろすのに...
どれだけ砕けた骨をいじめたか。



そう、
それはしょうがないこと。


けしてゾンザイではなく、
救ってやってるということ。

でもそれでいいとは、思えない。

それを無くす事が、
それを無くしていく事が、
僕ら人間が生きているってことなんじゃないのかと、
思う。

強きものに挑むことは確かに必要だけれど、
弱きものを弱きものとして扱わないことこそが、
本当は何よりも重要なんじゃないのかな、
そう思う。
準備もなく、知識や経験もなく、
今ある自分自身を捧げれば、
弱きものは救えるのだから。


20140830 (48)


アイガーの堪えは、
僕らじゃ遠く及ばない。
僕個人で言えば、
とっくに卒倒し、
とっくに諦め、
泣き言の中で死んでいると思う。

そんなアイガーを、
僕は連日連れまわした。

だから、
病院で苛立った。



ライ
20140830 (49)


でもそれはきっと、
僕個人のただの感情であって、
状況判断では、ないんですよね。


20140830 (50)


待合室にやって来る次々の人。

僕は基本的に他人とは話さない方なのですが、
そんな自分の事情などどうでもいいほど...
ただの好奇心ではなく、
汚らしく見られるわけでもなく、
どの次々の人たちも、
温かかったです。

私も同じ人間...
ごめんね、元気になってね、祈っているからね。

そう言ってくれる、方たちでした。

もうアイガーは自分を噛みにきません。
でも噛みがあるので...と、伝えても、
いいの、と、アイガーを撫でようとしてくれる、方たちでした。

みんな、
もう自分の家族のワンニャンの診療は終わっているのに、
いつまでも、ずっと、アイガーを見守ってくれました。

一喜一憂し、

一喜...一憂し。


20140830 (51)


院長先生がいないので、大したことはできませんでした。
血液を採り、
耳垢をすくい、
聴診器を胸にあて...
アイガーは微動だにしませんでした。

その都度、
待合室の僕に結果が伝えられました。

内臓系の数値には問題なし。

意外と老犬かもしれない。

心臓にかなりの雑音がある。
6段階で言えば4と、かなり悪い。

他の数値も以上ない。

でもフィラリアが山ほどいる。

心臓を山ほどのフィラリアが絡み付いているかもしれない。
それで心臓が悪くなっているかもしれない。


複雑骨折の痛みは?

かなりの痛みがあると思います。


20140830 (52)


複雑骨折の手術をするのに麻酔に堪えられるか...
手術自体に堪えられるのか...
フィラリアの手術に堪えられるのか...

僕は、
1時間30分ほどアイガーを撫で続け、
アイガーと目と目で言葉を交わし...
担当してくれた若い先生の...
耳が黒いので何かあれば駆除剤使いますね、とか、
ノミダニがいたら駆除剤使いますね、とかの言葉を遮り、

複雑骨折と、内臓の損傷と、
痛みを和らげることを第一にしてくれと、言いました。



ニケ
20140830 (53)


院長先生が戻るのは4日後。

それまで預かりますねという申し出を断り、
また来るとしたら、4日後に来ますと、伝えた。


痛み止めの薬を待つ間、
次々の人たちは、まだ僕のそばにいました。


20140830 (54)


僕は、
もうここへは来るまいと思った。
それは、病院がどうのという事ではなく.........
長旅を思ってのことだった。

成猫を4匹連れて来ていたお爺さんお婆さんも、
次々の人たちの中にいた。

お婆さんは半身麻痺で、
杖を拠りどころにしていた。

お婆さんは立ち上がり、
アイガーの傍に来た。

杖を腰に預けると、
意志の利く足の方に体重を乗せ、
意志の利く手で何度ももう一方を持ち上げた。

麻痺した手を必死に持ち上げ、
持ち上げ、
持ち上げて両手を眉間に合わせた。

どうか元気になってくれますように。
快復してくれますように。

そう言い、
だらりと持ち上げた手を離した。
手は、かつて手だった手は、
だらだら揺れていた。

介助され、
ドアを開けてもらい、
杖を重たそうに未来に向け、
お婆ちゃんはお爺ちゃんと伴に病院を出て行った。

あそこの猫たちは酷い有様だ、
また助けてこなきゃ、
そんなお婆ちゃんの言葉に、
何度も頷くお爺ちゃんの姿が最後に見えた。


20140830 (55)


次々の人たちは、
お婆ちゃんお爺ちゃんを見送り、
次に僕を見送ってくれた。

ドアを開け、
あ、そこは物干しがあるから気をつけて、
ほら、そこは曲がり角だよ......

いつまでも、
見えなくなるまで、
見送ってくれた。


アイガーが麻酔に堪えられるのか、
手術ができるのか、
フィラリア駆除に命が持ち堪えるのか、
それとも、
やはりそれらは難しく、
添え木で固定する術をとるのか...

僕は院長に聞いてみようと思った。

命を削り、命を快復させに行く...

こんなに次々の人たちが信頼し通うのなら、
先入観での判断ミスは僕にある。

だから、

アイガーと一緒に、
行こうと思う。

苦しくて長い道程だけれど、
アイガーの方がどれほどきついことか。


ため息を喜びに変えるために。


20140830 (56)


抗生物質と痛み止めの薬をもらってきた。
夜のご飯時に、飲ませた。
痛みが、和らいでいると思う。

今アイガーは体を伸ばし、
スヤスヤ眠っている。


なかなか答えに行き着くことは難しいけれど、
試行錯誤の末の後悔が常だけれど、
今日アイガーは...
ううん、違うな。
今日僕は、
お婆さんのちぐはぐに合わせる必死の手を見るために、
あそこに行ったんだ。

そう、思いました。


20140830 (57)


........................ライが騒いでいます。
クンクン、ウォ~ン!
夜中の声はヒヤヒヤですが、
ライが、鳴いています。

ニケは少し尻尾を振り、
自分自身の芽生えにどぎまぎしている感じです。
ニケ、ゆっくりでいいよ。
何年かかろうが、ニケは、もうニケだから。


アイガーの事ばかりになってしまいましたが...
もう既にこういう細かな部分でも、
先住たちに負担をかけてしまっているんですよね。

でも今は、

僕も汚れた手を合わせ、

アイガーの快復を祈りたいです。















隔離組は...




だいたいみんな、
予想した通りの反応を見せてくれています。

上目づかいの脅えた目はみんな同じですが、
その奥にある好奇心や、恐怖や諦めや確認...などが、
一日経ち、
お互い少し近づき、
ぼやけていた焦点が合ってきた。

それは見つめ合う時間に比例していくと思うのですが、
明るい先であったらいいな、と思っています。



20140829 (29)


ビクビクしていたライ。
パルボの簡易検査や検温に堪えた、ライ。


20140829 (30)


君はきっと、大事に育てられていたんだね。
だれよりも食欲があり、おやつも指まで食べてしまう勢いです。


20140829 (31)


お手をし、手もペロペロ舐めてきます。


20140829 (32)


もう今日は、
寂しくなるとクンクン、キャンキャン鳴いています。
今すぐにでも、散歩に連れて行ってあげたいんだけどねぇ。



20140829 (33)


野犬だったニケ。
自然の中で生まれ、生きてきたニケ。


20140829 (34)


だから君はやっぱり違う。
触るのを、大きく嫌がるわけでもなく、かといって許すわけでもなく...
中間に感情があり、
いや、感情が無いというのか...
きっと、
感情など持ち合わせていたら、とっくに死んでしまっていたんだろうね。


20140829 (35)


でももう、
君には感情が芽生えているよ。

姿を隠すとご飯を食べてくれるようになり、
今日は目の前でおやつを食べてくれた。


これからさ!



20140829 (25)


脅えたアイガーはうずくまる。

脅えたアイガーが逃げようとする...


20140829 (26)


だけど動けない。

だから君は、
上目づかいに恐怖を投げかける。


20140829 (27)


食べたくてもくずおれる。

また食べようとして...
顔からくずおれる。


20140829 (28)


だから今日は、
来て食べさせてくれるのを待っている。

優しいね、君は。

痛いだろうに...

優しいよ。






それぞれの昨晩に、
それぞれの今日に、
出会うことができた。
預けていたら叶わなかったこと。



さあ、アイガー!
少し遠いけど、病院へ行こう!!














ありがとう




28日(木)中に記事をアップしたかったのですが...
午前0時を回ってしまいました。


みんなの今日の散歩は緑道でした。
雨は、霧雨...いや、厳密に言えば止んでいて、
森散歩にも行けたのですが...
今日は緑道散歩で我慢してもらいました。

もうすでにここで、
迎える前から...
先に居る命たちには迷惑をかけてしまっているのです。

それでも張る我。

何なんでしょう...人の欲って。

この場合、人というより、僕の勝手な欲なんですけどね。

100%のない中で...
それでも、
双方にとってあーよかったと思える、
命たちに思ってもらえる、
そんな明日以降だったら、と、
勝手なのですが、思っています。

だから、

今居る命たちに、
ごめんね、ではなく
ありがとうって、
言います。








20140828.jpg


ランダムに、写真だけを載せます。


20140828 (1)

20140828 (2)

20140828 (3)

20140828 (4)

20140828 (5)

20140828 (6)

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20140828 (8)

20140828 (9)


20140828 (10)

20140828 (11)

20140828 (12)

20140828 (13)

20140828 (14)


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20140828 (21)

20140828 (22)

20140828 (23)

20140828 (24)


20140828 (19)


本当は、沢山のお礼を言わなければならないのです。

心に傷を負っているのに命のために引き出してくれた現地の人。

遠さとか、疲れとか、山ほど抱えてまた遠くへ帰る事など厭わず終始助けてくれた方。

多くのバリケンを用意してくれ。

色んなものを持ってきてくれ。

そして心細い僕に付き添ってくれた子供たち。

それがなかったら、

全てが叶わなかったことです。

僕はただ、呑気に車を運転してさえいれば、それでよかったのです。

これは謙遜や、誇張などではなく、

事実です。

この二人の方の行動がなかったら、

3つの命を助けることはできませんでした。



損得とは、どこにあるんだろう...

僕ら人間は、

何をもって生きているのだろう。

何ももたないのだとしたら...

何をもって生きるべきなのだろう。

アイガーもニケもライも糞尿にまみれている。

臭くて汚くて身を引くけれど...

糞尿にまみれる愛を

母が子を育むように...

糞尿にまみれる、愛を。








何もかもに、今日はありがとう。

















三つの命





恋をしようよ、

愛に、嬉泣こうよ


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どこにだって陽は射している

僕らが遮りさえしなければ、

いつだって

どこでだって


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同じ想いを抱えている




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知ることができるだろうか、
どこまでも
行くことができるだろうか、
まだ先へ

どれもこれもが烏滸がましい
墓標ばかりを建て歩き
それでも尚命を探る


20140822 (16)



三頭のワンを、迎えられることになりました。


それはそれ...これはこれ
と、
割り切れる心はないけれど...
待った無しの命
いや、
本来なら待ったがあって当たり前の命
そこにタイムリミットを設けたのが僕らなら、
それに購い抵抗するのも僕らじゃなきゃならない
だから傷心は抱えたまま
それはそれ...これはこれ
と、
知り合った命に喜びたい。


以前ジュノーの時に行った場所。
迎える身としては......
あまり今は書けない、場所。


次から次へと葬られる命たちを日々目の当たりにし、
心が弱ってしまっている、以前助けてくれた方に無理を言い、
今回も助けてもらうことができました。
ありがとうございます。

まだ行く日は決まっていませんが、
近い内に迎えに行くことになります。



20140822 (17)

20140822 (18)

ノエル似の臆病な女の子
痩せていて体重は6kgだそうです。
臆病で、警戒心が強く、
唸ったり噛みもあるそうです。
元気になってからどのような攻撃姿勢に出てくるか未知数。



20140822 (19)

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ルナ似の野犬の女の子
ほぼ野生化していて全く人間に慣れていないそうです。
栃木の野犬は他県と違ってかなりすごいそうです。
かなり痩せ細っていて、フィラリアなどがある可能性大だそうです。
元気になってからどのような攻撃姿勢に出てくるか未知数。
今回、野犬を引き出せたからといって、
今後も可能とは思わないでほしいとの事でした。



20140822 (21)

20140822 (22)

リンク似の男の子
かなり痩せていて12kgだそうです。
右足が骨折していて、ぱんぱんに腫れているそうです。
体勢を変える時に痛がるようです。
触ったりすると、ビクッとするそうです。
立ち上がることはできないそうです。
もしかしたら老犬で、半身麻痺なのかもしれません。
●新たに今日分かったことは、
この子は警察からの収容で、道路に動けない状態でいたそうです。
交通事故に遭っていて、レントゲンで2箇所の骨折が認められたそうです。
頚骨と腓骨を複雑骨折していて、
立ち上がることも寝返りを打つこともできないそうです。
出血もしているとのことです。
内臓系の損傷もあるかもしれないとのことでした。
この子も、噛みにくるそうです。
元気になってからどのような攻撃姿勢に出てくるか未知数。
このまま安楽死を勧められました。




三頭とも、寄生虫やパルボ、他の病原体がある可能性も大きいので、
隔離は必要になるようです。

ノエル似の子とルナ似の子の二頭は、
すでに処分場の施設にいて、
リンク似の子だけがセンターにいます。

野犬だという事と、
多頭崩壊をかなり心配されましたが.........

そりゃー、そうでしょうねぇ。

計画立って先を見越して崩壊する輩もいるようですが...

大丈夫!

そう言うしか言葉が見つかりませんでした。



一度に三頭を連れてくるのは初めてで、
余っているバリケンもなく、
あったとしても車にそれを置くスペースがなさそうなので、
できる限りバリケンのサイズを小さくし、
それでなんとか行こうと思っています。

幸い、
バローの頃からお世話になっている、なす君ママさんにお願いしたところ、
快くバリケンを貸して頂ける事になりました。
自身も見放された命たちへの原発レスキューで寝る暇も無いのに...
遠くから持って行くとまで言ってもらえました。
ありがとうございます。


いつも自分の欲ばかりで突っ走るのですが...
協力してくれる方々の心や行動や、費やしてくれる時間がなければ、
何一つ叶わないことばかりです。

本当に、ありがとうございます!


色々とお叱りの声も多いとは思います。
その気持ちは自分でも充分理解できるのですが...

知ってしまった命ですから...
こちらも命で接していきたいと、思っています。


一応、ご報告でした。
















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