星になった、ジュノー



今日の夕方、
ジュノーという星になりました。


20121212 (17)


バローが何度も傍で見送り、
ナインはチェナたちの死を思い出したのか、
終始遠巻きに、こっちを見てた。


20121212 (18)


ジュノーの火葬の経緯を追う今日の記事。
嫌な人もいるかもしれない。
そのまま載せるべきか迷いましたが、
そのまま、載せます。


20121212 (19)


指から何度も水をあげ、
直接食べるのことの出来なかったおやつを、
それに頂いた花や松ぼっくりを置き、
森から頂いたものを添え、
白檀を1本、それにみんなの毛とマシューのヒゲを共に...。


20121212 (20)


噛み癖があったからなのか......
上顎を縛られていた?
両横の上唇は抉れて無くなっている。


20121212 (21)


左目の眼球はひび割れ、穴が開いている。
右目の眼球も皺になっていた。

君に何があったのか。
確実に、それは想像を超えるものだったのだろう。

でも、
でもそれはいい。
いつもそうなのだけど、色んな怒りは無いに等しいんです。
迎えると決めたからには、迎えたからには............上手く表現できませんが、
そこからがお互いのスタートなんです。

そのゼロとゼロの始まり。
それは、命に気付き、迎えると決めた瞬間から始まります。

ジュノーに関しては、12月6日の夕方。
その瞬間に迎えたいと決めたので、
僕とジュノーの日々はそこから始まっています。

何を書きたいのか......自分でもイマイチ的が絞れませんが.....
その日から僕とジュノーの旅は始まり、
その日から僕の責任なんです。


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会えたのは、たった数時間だったけど。
触れていられたのは、たったの僅かでしかなかったけど。
僕らの歴史はすでに始まっていて、
形を変えてこれからも続いていくんです。


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時間が差し迫っていた。
個別火葬の時間締め切りには間に合わない。

だけど今日の森に寄らない訳にはいかない。
この先どこで住もうとも、旅立つのは森からだ。


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お寺に電話をし、訳を話して時間を1時間延ばしてもらった。

別れの森でもあり、
始まりの森でもある、

誰も居ない森で、今日の落ち葉を集めた。
今日の枝を集めた。
今日の草を、むしった。
森に謝りながら、ジュノーに謝りながら。
森に感謝しながら、ジュノーにお礼を言いながら。


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12年、12月、12日の、午後1時過ぎの森。


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これからお寺へ、向かいます。


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今までは、沢山の花で飾って送った。
でも今日は、
戴いた花のいくつかと、森のものだけにしたかった。


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戴いた松ぼっくりを抱き、
戴いた花たちに囲まれ、
その隙間を森の命で埋めた。

抱え込むようなジュノーの両手が
その柔らかな角度が、たまらなく優しいんです。
会ってすぐに抱きしめればよかった。
その優しい手に、手を添えればよかった。

ごめんよ、ジュノー。



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お寺に、着いた。


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時代は、進む。
見る限り、知る限り、良くない方向へ。

早くに逝ったソラ。
先住犬のチェナ。
すぐ後に逝ったマル。
迎えられなかったデジャヴ。
轢かれてた黒
道端で骨になっていた梅

そして今、ジュノーが逝く。

優しさよ、慈愛よ、この世に留まってくれ!!


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親父を送った時もそうだった。
ばあちゃんを送った時も、そうだった。
じいちゃんを送った時も。

これが身体との最後の別れ。
僕らは......僕は、視覚や感触を求める。
永遠に、触れていたい....見ていたい。


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だから、焼かれる時が何より辛い。
無機質な扉が鈍い音と共に閉まっていく瞬間を、止めたい。
今生の、別れ。


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時間と共に薄れていく記憶より、
僕は形を選びたい。
だけどいつも僕は、ただ手を強く合わせるのみ。


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君は消え、記憶は薄れてく
君は煙となり青い空に昇り
僕はおいてきぼりに空を見る
君は雲へ溶け込み
僕の視力は君を失う
僕は笑い
そして泣く




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骨になり、君は帰ってくる
だけどそれは、わざとらしく生温かい
君は消え
僕は、君を追う


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心を通わせられたのだろうか

君が生きた長い年月を
僕は得ることはできなかった
やつれた顔をしたところで、君は戻らない

だけど僕は己をさらす

僕の想いは微々たるものだけれど
こんなにも君を想う心がある
それは所詮、僕らが生きていく慰みだけれど
君の為に人生の一瞬を使ってくれた想いが溢れてる

ありがとう

ありがとう



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ジュノーは骨となって帰ってきました。


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そして玄関のチャイムが...。


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ジュノーへの想いが、今日も届いた。


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たくさんの想いの中、
ジュノーはこの数日を過ごせたと思います。


皆様、本当にありがとうございました。
皆様のお陰で、ジュノーは旅立てたと思います。


ありがとう。








二人の天使



ブログにするつもりはなかった。
その写真、その動画。

でも二人の天使に出会い、
皆さんからの優しさを山ほど受け取った。

だから写真だけはブログにしようと思う。



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僕は、気付けなかった。
ジュノーの目は右しか見えないのに。
その右目を、ずっと下にしてしまっていた。


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帰る間ずっと。
帰ってからも、しばらくは。

床ずれを気にして向きを変えたのが、
ジュノーにとっては、初めての、ちゃんとした視界だったと思う。

そして、その4時間ほど後に、逝きました。

何でもっと早く気付いてあげられなかったんだろう。
車の中でも、家の中でも、
ジュノーの視界は、タオル越しに透かした光と、
うごめく影の横切りだけだったと思う。

自分を責めないでという心を、多く頂いた。
腐っているわけじゃない。
悲劇のヒロインなんて、ちゃんちゃら可笑しい。

だけど、自分を責めずに、誰を、何を責めるんだろう。
他人や社会のことは、知らない。
でもジュノーは自分の家族。
気付いたその日から、家族の一員。
その彼女に対する悔いは、やっぱり自分を責めるしかない。
一頭が逝ったのではなく、
ジュノーが逝ったのだから。
責めるは己のみです。


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天使の一人は、そっと玄関先に花束を置いて帰った。
白檀のお線香を添えて。


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その人が誰かは、知っている。
森で会う散歩友達。
個人ボランティアで、日々苦悩している人。

すぐに花をたむけ、お線香をあげ、ジュノーを連れ出した。


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これは決めていたこと。
もちろん、逝ってしまったジュノーだとは微塵も思わなかったけど。

今日はジュノーの森初日。
そう、決めていた。


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せっかくくれたポカポカ陽気だったのに。
呼吸し、森へ入った途端に顔を起こす日だったのに。

陽射しは準備し、
風も身を潜め、
森の全てが君を待ってた。
だけど君だけが、冷たく固くなっている。
僕らはなんて残忍なんだろう。
人の世は、何て他の命に不条理なんだろう。

君は逝ってしまった。


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僕らは、偽善です。
誰が何と言おうと、
どう着飾ろうと、
どう言葉で武装しようと、
みんな同罪の、偽善です。


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小さな一個の命すら全うさせられない。


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こんな写真も、
今日撮った動画も、全部偽善です。


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でも僕は、公開した。

名誉欲......................................................................
そんなものクソ喰らえ!
だけど心は分からない。


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それでもなんでも、森へは来るつもりでした。
そしてこの後、荼毘に付すつもりでした。


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でも、それはできないって、思いました。
たった一晩で行かせてしまったら、それはただの客だよ。


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ジュノーは家族。
だからもっと一緒に居たかった。

死んでから浴びた森の木漏れ日。
気付くのが遅かったジュノーの視界。


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ごめんよ。
君から唯一の視界を奪ってしまった。


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逝ってから連れて来たって、
それは僕ら人間側のつじつま合わせでしかないのかもしれない。
でも今日、
スパルタでも何でも、
森へ連れて来る事は決めていたんだ。

今の君を連れてくることが、君にとって良いのか悪いのか分からない。
でも何の善悪もない場所で、決めていたことだから。


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みんなと同じ散歩コースを回った。
小さな森。
そして大きい方の森。


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森の奥の奥。
みんなが一呼吸し、ブラシをする場所で、ジュノーを横たえた。
7kg。
なんで君は、逝ってしまったんだ。


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ごめんな。


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ほんとうに、ごめんなさい。


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何の苦しい声も上げず、
呼吸の苦しい音も聞こえず、
君は静かに逝ってしまった。

せめて触れていたかった。

ずっと触れてたのに。
ずっと呼びかけてたのに。
君の視界を奪い、肝心な時に温もりを共有できなかった。

触れてれば、呼びかけてれば、
天狗になった己の何かが作用すると思っていたのかもしれない。


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きっとその驕り高ぶりが、君の唯一の視界を奪ってしまったと思う。


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ジュノー。
アラスカ繋がりで付けた、君の名。


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ジュノー。


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そんな時。
森の奥の奥。
二人目の天使が、現れた。

初めて見る人。
初めて会う、人。

でもこの人は、泣いて近づいてきた。
しわくちゃに泣くその真っ直ぐな純粋さは、眩しかった。
僕の偽善は崩れ落ち、己を知る。


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ジュノー、良かったね。
本当に良かった。
見ず知らずだけど、こんなにも温かい人に送られた。

触れてもらい。
大泣きしてもらい。
手も合わせてもらった。

きっと今日のこの時間の森の散歩の偶然は、
この人に会うためだったんだって思った。
ものすごく、強く思った。
絶対だって、思えた。

この人の名も聞いてない。
そっと松ぼっくりをジュノーの傍らに置いてくれた。

森の中でも数の少ない松ぼっくり。
それを探してクリスマスのリースにしようと思っていたはず。
その貴重な松ぼっくりを、ジュノーに贈ってくれた。

圧倒的な優しさ。
ストレートな傷一つない愛。


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今日の森の落ち葉や、普段みんなが食んでいる草などを
ジュノーの送り火に添えようと思っていた。
だけど、この松ぼっくりは、重いです。
玄関にそっと置かれた花は、重いです。


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二人の天使に会い、今日もブログを書こうと決めました。


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二人の天使の優しさを受けて、ジュノーは幸せな道を行けると思います。


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バローが気にして何度もジュノーを確かめてる。
ナインはその死を悟り、チェナたちの死の苦しさを思いだしたんだと思う。
遠くに離れて、座った。


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明日ジュノーを、送ります。

二人の天使よ、ありがとう。
沢山の優しい声よ、ありがとう。










ジュノー



今さっき、ジュノーが逝きました。
ほんの数分前。
ずっと鼓動が唸ってたのに。
鼓動に合わせた唸りは、やっぱり身体の声でした。
それなのに何時間も車に乗せてしまった。
ずっと唸ってたのに。
目薬は苦しみにならなかったのか。
栄養水はきつくなかったのか。
食べさせた物は、辛くはなかったのか。
シャワーは。
ホットマットは、寝かせる向きは。

死んだジュノーは重かった。
それは僕の罪の重さ。
僕の判断の重さ。
驕り昂ぶり、森よ、と、すがっていただけ。

ジュノーはヘドロのような異臭のする泥に固まっていた。
洗ってもなお、逝ってもなお、
口からも、耳からも、身体からも泥がでてくる。

シリンジから栄養水を飲み、
シリンジから栄養食を飲み、
数分後に独り静かに逝っていた。

見守れなかった。
見送れなかった。
ちゃんと抱いてすら、やれなかった。


ジュノーは、ついさっき、逝きました。













ジュノーに、会えた。



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もう慣れっこになっている。
こうして我欲を通してアクセルを踏む事に。


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その度に思う。
僕は、どこへ向かってるんだろうって。


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何時間、何十時間も向き合う自分。
無言は内へと己を掘り下げ、全てを剥き出しにする。


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僕は音楽もかけない、ラジオも聞かない。
タイヤがキロを増す音と排気音。
それと風きり音しか聞かない旅路。


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旅と書くのはおこがましいけれど...。
僕はあるSAに着いた。

もうすでに身体や心が慣れていて、休憩を必要とする距離じゃない。
でも身も心もヘロヘロしてる。
何故今...こんな内容で記事を書いているんだろう。
それすら流れに任せてる。


唯一止まったSA。
開けた台地、低い雲。
切り絵になった人や犬達が、そこにいる。


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何も悪くない。
誰も悪くない。

でも僕は、ジュノーを、そしてうちのワンズを思っていた。


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誰が、そうさせる。
何が、それを決めるんだろう。


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僕は今、ジュノーを迎えに行っている。
それは何でもない、誰にでもできること。


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だけど、その先の笑顔は。
その先の安らぎは。

朽ちていく。


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ジュノーは、バルトよりもルナよりも、
元気に会えた。

快く協力を承諾してくれ、
自らの生活のリズムを崩してくれた人たちがいた。
お二人の、優しい方が来てくれ、ジュノーの命を繋いでくれた。

大変な地。
自分のような者には、すぐにでも放り投げてしまう厳しさが日々あるはず。
でもお二人は、笑顔で迎えてくれた。


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ジュノーは横たわってた。
もう立つ事もできない。
食べる事も、
飲むことも......
本能の奥の「生きなきゃ」という思いが喉を動かしてた。


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また必ず会いたいと思えるお二人に別れを告げ、
ジュノーとの帰路が始まった。


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キレイ事は何もない。
ジュノーの命は揺れている。


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僕はただただ無力で、ジュノーは鼓動が鳴いている。
東京へのキロポストが少なくなる毎に.......
まだバローを連れて行ってあげることもできない福島は遠ざかり、
我慢させてるワンズへの、更なる負担を飲み込み。
ジュノーは命を声に出す。


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みるみる弱っていくジュノー。
バルトやルナよりも調子は良さそうだと、現地で言った自分を呪いたい。
たかだか数例見ただけで、何をカッコつけてるんだろう。

ジュノーは、心臓で鳴いている。


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真っ直ぐな道なのに。
先の雲は先のまま。

僕らはいつまでここにいるんだろう。


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昨日の簡易検査でのパルボは陰性だった。
ジュノーは他の犬達とは別の場所にずっといたらしい。
だけど、水下痢。


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とにかく、早く戻ろう。
そして病院へ直行しよう。
でも見てもらうのは今の状況。
病院隔離は、しない。

そう決めた。


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左手を伸ばしてジュノーに触れる。
それは、僕自身がジュノーに助けを求めるため。
弱い心を、強く保つため。


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ジュノーは動かない。
ジュノーは、動けない。
だから今回初めて、バリケンではなくバスケットにした。


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これじゃあ、死んでしまった子を運ぶみたいじゃないか。
ふざけるな!

ジュノーは、ぜったい森を散歩するんだ。


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病院での診断は、バルトやルナ同様、もしかしたらそれ以上の、事だった。
脳か脊髄か背簿に問題があるけど、MRIをするには大きな病院へ...
でもこの体力では厳しい...
あらゆるところが良くない...絶望的。
左目に異常がある。このままだと眼球が飛び出してしまうけれど、
それを治療すのはステロイド。
だけどそれに耐えうる体力は、もうない。
目薬などで少しでも.....とするしか、なさそうです。
左目は角膜が割れ、穴が開いています。
口の中は色んな物が引っかかっている状態。


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ジュノーはかなり噛みに来るワンコで、保健所職員も注意していました。
それが虐待から来るものなのか、見えぬ目からくるものなのかは、分かりません。
もしかしたら....心細くて何かを噛むのかもしれません。
帰路の間、ずっとかけていたタオルケット。
保健所でそれをかけてあげたのですが、その瞬間噛んだ端っこ。
帰るまでずっと噛みっぱなしでした。


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ジュノー、7kgほど。
痩せています。
推定13歳ほどの女の子......おばあちゃんです。


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動く事は、もうできません。
震え、不規則に鼓動し、ほんのたまに口を動かします。


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でも生きている。


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子供時代の澄んだ目を貪り、
若き頃のハツラツさを利用し、
そして捨てる。



ジュノーは、今日身体を洗った。
いつも悩むところだけど、ジュノーは今日シャワーした。
一度や二度のシャワーで臭さや汚れは取れない。
僕ら人間が押しつけた、汚れ。
リンクから、ずっとそうだった。
でも今回、ジュノーには別の匂いや汚れが加わっていた。

それはドブの匂い。
側溝にでも落ちたのか。
虐げられたのか。


ジュノーは、生きている。
ものを思い、
考え、
悩み、
苦悩し、
笑う。


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ジュノーにシリンジで水をあげた。
特別な水。
点滴にも使える、水。
それを、ごくりと。
僅かの水をごくりと飲む。
ほんの数度。

シリンジで栄養食をあげた。
これは万が一の為に、以前心ある人から戴いた物。
ごくりと、飲んだ。
無理にでも、押し込んだ。
ほんの10gほど。

目薬をした.......
目の抗生物質をした。

死に行くものへの慰みじゃない。
明日、森を歩くために。

先住犬たちの我慢の上に成り立つ、ジュノーの明日を。
やっぱり僕は、求めたい。














また......



ジュノーは左回りにしか歩けなかった。
支えを必要とする歩きだったそうだけど、歩けてた。

週末に容態が急変するということは......と何度も念を押した。
それは震災以降に何度も経験した事だったから。
腑に落ちなかったから。

ジュノーは今、歩く事もできなくなっている。
下痢も酷くなり、水下痢になっているとのこと。
急変も有り得る、と。

水下痢になっているのでパルボの検査をこれからするそうです。
また、パルボ。

でもここは................厳しい。
パルボだった場合、完全に引き出す事が不可能とのこと。
何故?
ノエルも平気だった。
バルトも平気だった。
でもここは、駄目。

獣医師が持ち込むくらいだから。
土地柄なのか。
何故かって、バローもそうだったから。
バローもこの土地で轢かれた。
この土地の獣医師に安楽死を勧められた。



パルボでない事を祈るだけ。

死なないでいてくれることを祈るだけ。

そして、同行してくれる人に縋るだけです。


ジュノー。










老犬ジュノー



- 昨日追記した文 -


- 追記 -


いま、ある保健所に電話した。
負傷し期限がない子を昨日見たから。

負傷してたから、
蹲っていたから、
誰も迎がないと聞いたから、
それだけの理由では、いけないのだろうか。

詳細を聞くと、負傷ではなくかなりの老犬だという。
一切起き上がらないという。
左旋回しかしない。
何も食べない、何も飲まない。
食べ物飲み物をもう認識していない。
シリンジで水を押し込んで飲むのみ。
だから排泄もない。
オシッコは垂れ流し。
かなり痴呆が入っている。
かなりの看護が必要。

動物病院から持ち込まれたという。
動物病院から。

こういう子を迎えたいと思っては、駄目なのだろうか。

どうしてこんな子を!もっと性格の良い子はいるのに。
若い子もいるのに。
元気な子もいるのに。
介護がしたいってことですか。
看取りたいってことですか。


これが人の世の正常なんだろうか。
これが今を生きるということなんだろうか。

森を歩いていても、好奇の目に日々さらされる。
電話の向こうの声も。
きっと僕は、人とは違う特殊な趣味の持ち主。
ははは........可笑しくって力も入らない。


しかも輪をかけて、個人への譲渡は一切していない。
団体を通した引き出ししか受け付けない。

もう聞くのをやめた。
みんな頭の良い優等生。
尤もらしい言い訳は、全て用意されているんだろうから。






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彼女の名を『ジュノー』とした。


昨晩、なんとか同行してくれる人に行き着けた。
これで、欲を通して迎えることができる。

もちろん、それに対する非難は多いでしょう。
みんな不幸になると。

それは、その通りなのかもしれない。

不幸になるという先。
生活の一部に適した頭数。

でも知ってしまった命。
先を選んで今を殺す事は...............できません。

ただ、それだけです。

介護がしたい訳でもない。
看取りたい訳でもない。
そういう趣味の人も、どうやらいるようですが。
できることならそんな事はしたくはない。

ただ知ってしまった命。
それだけです。



なんとか迎えられることになったジュノー。
でも、それでも猶予は与えてくれない。
その日の、限られた時間内に行かなければ駄目なようです。

だから月曜日に行って来ます。
ジュノーを迎えに。










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●Van【ヴァン】
from 岡山~岐阜
~現在 : 推定 12才 ♂




●Cleo 【クレオ】
from 小さな森
~現在 : 3才ほど ♀ 



●Roi 【ロイ】
from 小さな森
~現在 : 3才ほど ♂ 



●Lily 【リリィ】
from 近所
~現在 : 2才ほど ♀ 



●Hiko 【ヒコ】
from 福岡
~現在 : 2才半ほど ♂ 



●Ron 【ロン】
from 福岡
~現在 : 2才半ほど ♂ 



●Gin 【ギン】
from 福岡
~現在 : 2才半ほど ♀ 



★Tango 【タンゴ】from 近所
~2016/8/20 : ♂
推定 15才ほどで★



★Noa 【ノア】
from 小さな森
~2015/12/22 :
性別不明
数日で目も開かぬうちに



●Fugu 【フグ】
from 小さな森
~現在 : 1才ほど
 ♂




●Yuzu 【ユズ】
from 小さな森
~現在 : 1才ほど
 ♂




●Len 【レン】
from 小さな森
~現在 : 1才ほど
 ♂




●Poh 【ポー】
from 森の傍の畑
2015/4/26~4/27
森へと帰りました
推定 ?? のキジバト



●Orihime 【織姫】from 近所
~現在 : 18才 ♀ 
[毎日散歩]




●Hou 【ハウ】
♂ from 近所
~現在 : 8~9才  
[現在休止中]



------------------------------------

現在は8ワン
+1ワン(散歩)
9ニャン
1チンチラのマシュー
スズメのピーゾたち
ニワトリのクック
(★に)
キジバトのポー(★に)
になります。
仕事柄在宅なので、
常に一緒に居れる!
それ以外に何も無い
貧乏賃貸M暮らしですが
毎日楽しんでます!!

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